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8月号 ラインナップ

 『調査情報デジタル』は60年以上の歴史を刻んだ『調査情報』の休刊にともない、2021年4月よりペーパーレス化に踏み切り、新たなスタートを切りました。メディア論やメディアリテラシー、テレビに関連する論考等を中心に活動を続けております。2022年8月5日配信のラインナップをお知らせいたします。

【「ニュース」を破壊するものは何か?~フェイクニュース、ポスト真実、そしてワイドショー文化について】

 「ニュース」というカテゴリーが破壊されつつある。危機に直面しているジャーナリズムをより良いものへ再構築するためにはどうすべきか。ジャーナリズム論が専門の山腰修三慶應義塾大学教授の論考。

【テレビの概念を変える~TVerの挑戦~(前編)】

 株式会社TVerの前社長がつづるTVerの歩み。新しい配信サービスとして定着したTVerはどのように生まれ、どのような困難を乗り越えて今に至ったか。

【「役割語」とは何か、それの何が問題なのか】

 主にフィクションで用いられ、人物像と対応する話し方である「役割語」。利点もあるが、容易に偏見や差別と結びつきやすい。「役割語」の安易な割り当てには慎重であらねばならない。「役割語」という概念の生みの親である金水敏大阪大学名誉教授の論考。

【新築住宅の太陽光発電「義務化」と現状(連載企画 SDGsの実践者たち)】

 都は、新規住宅を建てる事業者に太陽光発電設備の設置を義務付ける。費用負担など賛否両論あるが、実施されたとしても本来の目標に達するかは不透明だ。

【データからみえる今日の世相~信じる・信じないはあなた次第、ですが…】

 宗教への信仰・関心は西高東低。そして信仰があってもなくても「よりどころ」とするものは実は共通している。「生活満足度」と宗教心の関係は?

【視聴者の声 時代を反映する様々な声】

 ペットに餌を「やる」?「あげる」?人々の心のあり方や、生活様式で言葉も変わっていく。

【連載第2回「放送と通信が区別できない状況での個人情報保護】

 放送と通信の垣根はいまや無いに等しい。この状況下で、個人情報の保護はいかになされるべきか。専門家による連載の第2回。

【テレビディレクターがみた復活の長岡大花火】

 長岡空襲からの復興祈念として始まった戦後の長岡の花火。コロナ禍で2年の中止となり、今年ようやく復活した。花火と花火に対する県民の思いを伝え続けてきた地元放送局のリポート。

次回配信は9月5日(月)予定

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