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TBSが1958年に創刊した情報誌「調査情報」が、デジタル版の定期購読マガジンとしてリ…

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TBSが1958年に創刊した情報誌「調査情報」が、デジタル版の定期購読マガジンとしてリニューアル。テレビ、メディア等に関する多彩な論考と情報を掲載。最新号のみ有料(200円)ですが、バックナンバーは常に無料でお読みいただけます。

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    TBSが1958年に創刊した情報誌「調査情報」が、デジタル版の定期購読マガジンとしてリニューアル。テレビ、メディアに関する多彩な論考と情報を掲載。最新号のみ有料(200円)ですが、バックナンバーは常に無料でお読みいただけます。

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12月号 ラインナップ

 『調査情報デジタル』は60年以上の歴史を刻んだ雑誌『調査情報』を承継し、webマガジンとして活動を続けております。毎月、メディア論やメディアリテラシー、テレビや社会に関連する論考等を中心に記事を公開しております。2023年12月4日配信のラインナップをお知らせいたします。 【社会的孤立の背景とメディア】 社会的な「孤立」は現代日本の抱える大きな問題である。しかしその対策は困難をきわめる。この状況でメディアが注意すべき点と果たすべき役割は。石田光規早大教授による論考。 【

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    データからみえる今日の世相~多いようで少ないのは友達?友達の多い人?~

    江利川 滋(TBS総合マーケティングラボ)

    データからみえる今日の世相~多いようで少ないのは友達?友達の多い人?~

    視聴者の声~SDGsへの意識のたかまり

    菊 薫子(TBSテレビ カスタマーサクセス部)

    視聴者の声~SDGsへの意識のたかまり

    11月号 ラインナップ

     『調査情報デジタル』は60年以上の歴史を刻んだ雑誌『調査情報』を承継し、webマガジンとして活動を続けております。毎月、メディア論やメディアリテラシー、テレビや社会に関連する論考等を中心に記事を公開しております。2023年11月6日配信のラインナップをお知らせいたします。  【男女比のゆがみは結論をゆがめる】 日本のジェンダーギャップ指数が146カ国中125位、という衝撃の事実はあまり大きく報じられなかった。その原因に、そもそもメディア、マスコミの中に女性が少ないという事

    11月号 ラインナップ

    男女比のゆがみは結論をゆがめる

    瀬地山 角(東京大学大学院 総合文化研究科教授) 0. はじめに 筆者は2020年に『炎上CMでよみとくジェンダー論』(光文社新書)という本を書き、ジェンダーにまつわるCMの炎上がなぜ起きるのかを分析した。本稿ではそれをスタート地点に置きながら、CMを含む放送メディアにおいて、制作現場におけるジェンダーに対する無理解や男女比のゆがみが、結果として生み出される作品や報道に影響を与えていることについて論じる。  したがってまず1節で元となったCMの炎上について簡単に整理し、2

    男女比のゆがみは結論をゆがめる

    2023年度上半期ドラマ座談会後半(7月クール)

    影山 貴彦(同志社女子大学教授) 田幸 和歌子(フリーライター) 倉田 陶子(毎日新聞社) 「VIVANT」の巧妙な仕掛け編集部 7月期のドラマについてお願いします。 影山 まず日曜劇場「VIVANT」(TBS)を語りましょう。 田幸 影山先生とご一緒させていただいているドラマの第一話だけを見て評価するweb企画で、最も評価が分かれた作品が「VIVANT」でした。  日曜劇場と言えば「半沢直樹」(TBS・2013/2020)というぐらい、あのヒットを引きずってしまう面

    2023年度上半期ドラマ座談会後半(7月クール)

    これからの脱GDP

    斎藤 幸平(東京大学大学院准教授) GDPに対する以前からの批判 2023年中には、日本の国内総生産(GDP)がドイツにも抜かれ、ついに4位に転落してしまうと言われている。そしてこのことについて、日本がもはや先進国ではないことの証として、SNSでは多くの人が嘆いている。たしかに、私たちは、国内で産み出された物やサービスの付加価値の合計を表すGDPで国の発展や停滞を議論するのに慣れきっている。けれども、GDPで私たちはどこまで一喜一憂すべきなのだろうか。  GDPに対する批

    これからの脱GDP

    台湾有事「戦う覚悟」  無傷で済むはずがない

    半田 滋 (防衛ジャーナリスト) 安全保障をめぐる麻生発言 台湾を訪問し、「戦う覚悟」と発言した麻生太郎自民党副総裁は、岸田文雄首相が行った9月の内閣改造・自民党役員人事で副総裁を続投した。おとがめなしどころか、後述するが発言は政権の意向を反映していたというのだ。  内閣には5人の女性議員が入ったものの、副大臣、政務官54人の中に女性はゼロ。派閥均衡を図り、来年秋の自民党総裁選で再選を確実にするための「内向きの内閣改造」「権力固めだ」と批判され、内閣支持率の回復にはつなが

    台湾有事「戦う覚悟」  無傷で済むはずがない

    <シリーズ SDGsの実践者たち> 第26回 ヨーロッパで加速する「脱プラ」の現状

    「調査情報デジタル」編集部 フランスのカフェやスーパーに見る「脱プラ」 これは世界80か国以上に展開するコーヒーチェーン、スターバックスがフランス国内で使用しているカップ。蓋の部分を見ると、紙の素材でできている。日本など他の国で使われているプラスチック製の蓋は存在しない。  一方、こちらは大手ファーストフードチェーンのマクドナルドが、フランス国内で使っている飲み物の容器。  やはり、蓋は紙のような素材で作られている。フランスでプラスチック製の容器が見当たらないのは、20

    <シリーズ SDGsの実践者たち> 第26回 ヨーロッパで加速する「脱プラ」の現状

    データからみえる今日の世相~生成AI、使いたい?使いたくない?~

    江利川 滋(TBS総合マーケティングラボ)  毎月このコラムを書いていますが、すぐにテーマが決まってスイスイ書けるのは希で、ウンウンうなりながら絞り出しているのが常。  案の定今回も苦しく、誰かアイデアをくれないかと悩んでいて、ふと思い浮かんだのが最近話題の生成AI。  そもそもAIとはArtificial Intelligence(人工知能)の略。  「電子計算機に、高度の判断機能を持ったプログラムを記憶させ、大量の知識をデータベースとして備えて、推論・学習など人間の知

    データからみえる今日の世相~生成AI、使いたい?使いたくない?~

    視聴者の声~「笑い」がもたらすもの

    菊 薫子(TBSテレビ カスタマーサクセス部)  10月に入り、秋の連続ドラマが始まりました。評判が高かった夏ドラマの余韻そのまま、秋ドラマへの期待の声が届いています。  火曜ドラマ「マイ・セカンド・アオハル」は広瀬アリスさんと道枝駿佑さんの共演です。どん底30歳OLがかつて描いていた夢を追いかけて大学生に。学びに恋愛に奮闘するコメディドラマです。  金曜ドラマは「フェルマーの料理」。高橋文哉さんと志尊淳さんW主演となりました。夢破れた天才数学少年と謎に包まれた料理界の

    視聴者の声~「笑い」がもたらすもの

    10月号 ラインナップ

     『調査情報デジタル』は60年以上の歴史を刻んだ雑誌『調査情報』を承継し、webマガジンとして活動を続けております。毎月、メディア論やメディアリテラシー、テレビや社会に関連する論考等を中心に記事を公開しております。2023年10月2日配信のラインナップをお知らせいたします。 【「くじ引き民主主義」が民主主義を救う?】 選挙による議会制民主主義が行き詰まる中、「くじ引き民主主義」がさらなる注目を集め、実例も増えている。「くじ引き民主主義」とはどういうもので、その優位性はどこに

    10月号 ラインナップ

    「くじ引き民主主義」が民主主義を救う?

    吉田 徹(同志社大学政策学部教授) 民主主義の機能不全 民主主義が機能不全に陥っていると診断されてから久しい。イギリスのEU離脱、アメリカのトランプ当選、各国での極右勢力の伸張といった衝撃的なものから、低投票率や政治不信、政党離れなど、深刻かつ持続的なものもある。  機能不全の背景にあるのは、社会の個人化、中間結社の衰退、経済社会のグローバル化、デジタル社会の到来など、様々な要因が挙げられている¹。政治家や政党、中央政府、議会といった民主主義を形づくる重要なアクターが信頼

    「くじ引き民主主義」が民主主義を救う?