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コロナ禍が日本と日本人にもたらしたもの
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コロナ禍が日本と日本人にもたらしたもの

【経験の乏しい感染症危機に直面した日本。「自粛と要請戦略」は正しく機能したか。国民の不安が取り除かれなかった要因を考察する】 西田 亮介(東京工業大学准教授) 乏しかった感染症危機の経験、対策、備え 1年半近い期間に渡ってコロナ禍が続いている。感染は拡大と縮小を繰り返すことから、波に例えられることがある。本稿執筆時点は第5波の渦中にあるとされ、まだ収束がいつになるのかは見通し難い事態が続いていることになる。  コロナ禍は国民生活、経済、政治に多大な影響を与えており、明らか

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東京オリンピックとはなんだったのだろうか
──不都合な事実とパラレルワールド──
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東京オリンピックとはなんだったのだろうか ──不都合な事実とパラレルワールド──

 【未曽有のコロナ禍の中、「強行」された東京オリンピックを振り返り、総括する】 阿部 潔(関西学院大学社会学部教授)  どこかあっけなく、なにか物足りなく、それでもそこそこ楽しまれ、けれどまったくスッキリすることなく終わった、この夏の世紀のメガイベント。今、わたしが抱く東京2020オリンピックの印象は、そうしたものだ。はたして、東京大会はコロナ禍で敢行されたスポーツと平和の祭典として成功したのか。危機のただなかでオリンピックを迎え入れた東京/日本で暮らす人びとは、世界中か

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新型コロナ第5波であふれる情報 私たちはどう伝えるのか
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新型コロナ第5波であふれる情報 私たちはどう伝えるのか

【コロナ禍の中、「家庭内感染」や「妊婦のワクチン接種」など正確かつ慎重に伝えなくてはならないテーマをテレビ局はどう伝えてきたか】 古川 修(CBCテレビ報道・情報制作局報道部長)  「感染はまさに驚異的な状況に陥っていて、暴風雨のまっただ中で先は見えない」  8月27日(金)の会見で愛知県の大村知事がこう表現した新型コロナウイルス第5波の猛威。CBCテレビの放送エリアである東海三県のこの日の感染者は、愛知が2340人で過去最多、岐阜308人、三重423人。エリア累計は10

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データからみえる今日の世相~内閣支持者はオリンピックでうるおう夢をみる
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データからみえる今日の世相~内閣支持者はオリンピックでうるおう夢をみる

【紆余曲折の末に開催された東京五輪。日本の人々はどう思ってきたか。期待と不安の間の揺れ動きを分析する】 江利川 滋(TBS総合マーケティングラボ)  2020年の予定が新型コロナウイルス蔓延で延期となった東京オリンピック。1年経っても緊急事態宣言下でしたが、それでも7月23日に開会式を迎え、8月8日の閉会式で幕を閉じました。  思えば、東京に2度目の夏季オリンピックを招く試みの始まりは、石原都知事時代の06年東京都議会決議でした。このときは09年のIOC総会でリオデジャ

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視聴者の声~五輪とコロナ禍をめぐって

視聴者の声~五輪とコロナ禍をめぐって

【コロナ禍の五輪開催にさまざまな声が・・・】 村田典子(TBSテレビ視聴者サービス部)

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『お前はただの現在にすぎない』から半世紀~五輪とTBS・OBのメディア論
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『お前はただの現在にすぎない』から半世紀~五輪とTBS・OBのメディア論

【新しいことに挑戦し続けたテレビの先達たち】 木原 毅(「放送人の会」理事) 東京五輪を見ながら  東京五輪の開会式をテレビで観ながら、ある種の違和感を拭い去ることができなかった。開会式はテレビで生中継するイベントとして唯一無比のものであるはず。ところがである。北京大会以降の傾向といってもいいだろう、事前に準備された映像とのジョイントは果たして中継に値するスペクタクルなんだろうか。五輪閉幕の翌日に行われた甲子園のシンプルな開会式を観て一層その思いを強くした。  この違和感

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